コタツでうたたねに注意
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健康の話
神保町、御茶ノ水、神田小川町のみなさま、こんにちは。パルモ神保町整骨院です。
わたしたちは、どうしてコタツに入るとウトウトしてしまうのでしょうか?
今回は、そんな睡眠と体温の関係についてお届けしたいと思います。
例えば、赤ちゃんは眠くなると手足が温かくなったりします。
これは体温が上がることで熱が放散され、内臓や脳の温度、つまり深部体温の低下とともに眠気が生じて、睡眠へと向かうプロセスの一例といえます。
脳は高温に弱いことから、活動時に上昇していった温度を、睡眠時に下げて休ませる必要があるのです。
手足には、体温調節の根幹となる動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)があり、手足から余分な熱を放散します。
その結果、脳などの深部温度が下がります。
コタツに入ってしばらくすると、身体全体は温まっても、体温が上昇しすぎないように、手足から余分な熱を逃がしているため、眠気を感じるようになるのです。
ただし、コタツで眠り続けていると手足の熱い状態が進んで、熱放散が鈍化をはじめると、今度は深部体温が上昇に転じて、眠りが浅く、発汗や疲れを感じるようになり、風邪を引きやすくなりますので、十分にご注意ください。